ツール
SNSのROI計算ツール・計算式・具体例
公開元 Influence
最終確認日
SNSのROIは、SNS活動に帰属させた価値と、その制作・運用費用を比較します。この計算ツールでは限界利益を使い、ROI =(帰属する純売上 − 商品提供・サービス履行の変動費 − SNS費用)÷ SNS費用 × 100とします。人件費と制作費を含め、通貨と期間をそろえ、売上の帰属方法を明記してください。結果はその前提での推定であり、すべての販売をSNSが生んだという証明ではありません。
テンプレートをダウンロードSNSのROIを計算する
選択したアトリビューション方法に基づいてSNS施策に割り当てた、返金控除後の売上です。利益ではなく売上を入力します。
対象の売上に伴う材料費、決済手数料、サービス提供の人件費などです。下の欄に入力するSNS施策の費用は含めません。
関連するコンテンツ制作費、ツール代、代理店手数料、広告費を重複なく含めます。合計は0より大きい金額にしてください。
(6,000 − 2,400 − 1,800) ÷ 1,800 × 100
マイナスのROIも有効な結果です。アトリビューションは、SNSが売上の原因であることを証明するものではありません。このツールは金額をブラウザー内で処理し、保存や送信は行いません。

ROIの計算にはどの数値を入れますか?
| 入力 | 含めるもの | 避けること |
|---|---|---|
| 帰属する純売上 | 選んだ方法でSNSに割り当てた、返品・値引き後の売上 | 会社全体の売上や、別のチャネルへ全額割り当て済みの売上 |
| 提供・履行の変動費 | 帰属する販売の履行に伴って変わる費用。別記するSNS費用は除く | 同じ制作費や施策費を両方で差し引く |
| SNS費用 | 同じ範囲の配賦人件費、制作、代理店、ツール、クリエイター、広告 | 無給の創業者の時間を無視したり、共通費を二重計上したりする |
| 報告期間 | 明確な施策期間または月。一貫した帰属対象期間 | 現在の費用と無関係な過去累計売上を比べる |
限界利益は、帰属する純売上から提供・履行の変動費を引いた額です。純売上がゼロより大きい場合、限界利益率 = 限界利益 ÷ 帰属する純売上です。費用分類は財務報告の担当者に確認します。事業で別のROI定義を使うなら、結果を混ぜず定義を明示してください。この計算ツールは税、資金調達費用、事業全体の利益を推定しません。
SNSのROI計算式
帰属する限界利益 = 帰属する純売上 − 提供・履行の変動費
SNS費用控除後の利益 = 帰属する限界利益 − SNS費用
SNSのROI(%)= SNS費用控除後の利益 / SNS費用 × 100
損益分岐点の帰属売上 = SNS費用 / 限界利益率
利益率を使う場合、帰属する限界利益は純売上 × 利益率でも求められます。60%なら0.60として計算します。ROIにはゼロより大きいSNS費用が必要です。損益分岐点の売上は、ゼロより大きい一定の利益率を仮定します。
0%は、含めたSNS費用を帰属する限界利益で賄えたことを示します。マイナスは賄えず、プラスは前提の下で上回ったという意味です。記録した費用がゼロでもROIが無限大になるわけではありません。割合は未定義で、未計上の労務費や制作費が必要な場合があります。欠けた入力は不明であり、ゼロではありません。
記入例:小さな教室のキャンペーン
以下の事実はすべて架空です。Maple Workshopは有料教室の1か月キャンペーンを行います。既存の報告方法で、純売上6,000 USDをSNSに帰属させます。予約を履行する変動費は2,400 USDで、施策費用前の限界利益率は60%。制作人件費900 USD、配賦したソフトウェア・代理店費300 USD、広告600 USDを使い、合計1,800 USDです。
架空の例
帰属する純売上:6,000 USD。提供・履行の変動費:2,400 USD。限界利益率:60%。SNS費用:1,800 USD。
帰属する限界利益:6,000 USD − 2,400 USD = 3,600 USD。6,000 USD × 0.60とも一致します。
SNS費用控除後の利益:3,600 USD − 1,800 USD = 1,800 USD。
ROI:1,800 USD / 1,800 USD × 100 = 100%。
損益分岐点の帰属売上:1,800 USD / 0.60 = 3,000 USD。
低い帰属額の想定:同じ利益率・費用で売上が3,000 USDならROIは0%。2,000 USDなら約−33.3%です。
解釈:基本ケースでは、含めたSNS費用1ドルあたり、費用控除後に1ドルの利益が残ると推定します。施策が追加的に生んだ利益を証明するものではありません。
ROIは売上やROASと異なります
売上は、この計算で使う費用を引く前の販売価値です。ROASは通常、広告に帰属する売上と広告費だけを比較します。人件費、制作費、履行費が大きければ、ROASが高くてもSNS全体のROIは低い場合があります。ROASを求める際は広告売上をSNS全体の売上から分けます。上の例には広告だけの売上が足りず、ROASは計算できません。
エンゲージメントは行動を測るもので、金銭的なリターンではありません。いいねやコメントなどはエンゲージメント率ガイドを参照し、顧客の流れを説明する助けになる場合に財務指標と並べて報告します。ROIをプラスにするために、いいね一件へ架空の金額を付けないでください。
ROIの根拠シートをコピー
事業・施策・期間:[名称、開始・終了日、通貨]
成果と売上の情報源:[購入完了、支払済み予約、その他の記録した成果]
帰属方法と期間:[既存モデル、対象の接触、さかのぼる期間]
帰属する純売上:[金額、値引き・返品・税の扱い]
提供・履行の変動費:[金額、含む分類、根拠の担当。売上が正なら利益率を求める]
SNS費用:[人件費 + 制作 + 代理店 + ツール + 広告 + 範囲内のその他費用]
共通費の配賦:[方法。費用を一度だけ数える確認]
計算:[帰属する限界利益、費用控除後の利益、ROI、損益分岐点売上]
不確実性:[測定漏れ、遅れた販売、重複、感度の幅]
判断と次の確認:[継続、変更、調査。担当と日付]
帰属の不確実性はどう扱いますか?
アトリビューションモデルは、顧客の行動経路にある接触へ貢献を割り当てます。ルールが違えばチャネル合計も変わり得ます。Googleのアトリビューションの説明がその違いを解説しています。組織で承認済みの既存方法を使い、名前と期間を記録します。このシートのためにタグ、同意、Cookie、アカウント設定を変える必要はありません。
端末をまたぐ訪問、非公開の共有、オフライン販売、観察できない行動、重複するチャネル報告は帰属を制限します。重要な場合は、妥当な売上帰属の低い場合と高い場合を示します。追加的な効果の証明には、別途適切に設計した実験が必要なことがあり、ROI表だけではできません。これらの前提をSNSレポートに含め、決定者が割合だけを見て判断しないようにします。
売上がわかる前にROIを計算できますか?
想定をモデル化できますが、予測と明記します。仮定した成約率や売上を実績と分け、根拠が得られたら更新します。見込み客獲得では、まず記録した問い合わせや有望案件を報告します。案件の見込額は実現した売上ではありません。金銭的なリターンがまだ測れないと認めるレポートにも価値があります。