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エンゲージメント率の計算:分母の選び方と具体例
公開元 Influence
最終確認日
エンゲージメント率は、対象とする反応の件数を明示した分母で割り、100を掛けた値です。分母にはリーチ、表示回数、フォロワー数などを使います。それぞれ答える問いが違うため、結果には計算方法と期間を添えます。すべてのSNSをそのまま比べられる共通の率はありません。
手元の数値を使い、入力前に何を反応として数えるか決めてください。比較するときも定義をそろえます。取得できない値は不明であり、0ではありません。分母が0、または不明なら、意味のある割合は計算できません。
テンプレートをダウンロードエンゲージメント率を計算
いいね、コメント、シェア、保存など、対象と決めた行動だけを合計します。集計済みの合計に、その内訳を重ねて足さないでください。
同じ集計範囲でコンテンツが届いたアカウント数を使います。
60 ÷ 1,500 × 100
結果は丸めて表示します。反応は行動の件数であり、重複を除いた人数ではないため、100%を超える場合があります。アカウントのデータを取得する機能ではありません。

調べたいことに合う分母を選ぶ
| 計算方法 | 式 | 表していること |
|---|---|---|
| リーチ基準 | 反応件数 ÷ リーチしたアカウント数 × 100 | 対象範囲で届いたアカウント数に対する反応件数。 |
| 表示回数基準 | 反応件数 ÷ 表示回数 × 100 | コンテンツが表示された回数に対する反応件数。 |
| フォロワー基準 | 反応件数 ÷ フォロワー数 × 100 | 明示した時点のフォロワー数に対する反応件数。 |
リーチと表示回数は置き換えられません。同じアカウントに複数回表示され、一人が複数の反応をすることもあります。そのため、反応件数を使う率は、そのまま「反応した人の割合」にはなりません。数え方とSNS側の定義を結果のそばに残します。
フォロワー数を使う場合は測定時点が必要です。公開時の人数と、月末の人数は別の基準です。一貫したルールを選んで記録し、説明なく切り替えないでください。
数える反応を決める
取得できる範囲で、いいねやリアクション、コメント、シェア、保存などを含められます。クリックを含むレポートも、含まないものもあります。選択を明記し、独自の合計とSNSの名称付き指標を比べる前に、定義が一致するか確認しましょう。
集計済みの合計に、その内訳を重ねて足さないでください。コメントを含む総反応数にコメントを追加すると二重計上です。日付、アカウント、形式、観測期間、広告とオーガニックの範囲もそろえます。
測定メモをコピーする
アカウントと対象:[正確なアカウント、投稿、または範囲を定義したグループ]
観測期間:[日付とタイムゾーン]
数える反応:[項目名と件数]
除外または取得不可の項目:[何を含めないか、その理由]
分母:[リーチ/表示回数/測定日時を記したフォロワー数]
計算:[反応の合計 ÷ 分母 × 100]
比較条件:[同じ定義、対象範囲、観測期間]
計算例:一つの投稿に三つの率
架空の例:一つの投稿に、いいね40件、コメント8件、シェア6件、保存6件があり、合計60件の反応でした。同じ期間に1,500アカウントへ届き、表示回数は2,000回。公開時のフォロワー数は1,200でした。
| 計算 | 結果 |
|---|---|
| 60 ÷ 1,500 × 100 | リーチ基準で4%。 |
| 60 ÷ 2,000 × 100 | 表示回数基準で3%。 |
| 60 ÷ 1,200 × 100 | 公開時フォロワー基準で5%。 |
架空の例
この架空の投稿は、記載した期間に60件の反応を記録しました。いいね、コメント、シェア、保存を含み、クリックを除いたリーチ基準の率は4%です。重複のない人の4%が反応した、または売上が発生したという意味ではありません。
三つとも同じ投稿を別の基準で説明しています。一番大きい数字を選んでも成果は良くなりません。見栄えのよい数字ではなく、知りたいことに答える分母を選びましょう。
複数投稿では率をそのまま平均しない
表示回数基準でまとめる場合は、条件がそろった反応件数と表示回数を先に合計します。投稿Aが200表示で20反応、Bが2,000表示で20反応なら、40 ÷ 2,200 × 100で約1.82%です。10%と1%の平均は5.5%ですが、それは別の問いに答える値です。
投稿ごとのリーチを足して、重複のないキャンペーン到達数とは呼べません。同じアカウントが複数の投稿に含まれる可能性があります。重複を除いたキャンペーン全体の値があれば使い、なければ制約を説明して、正しく合算できる分母を選びます。
結果を次の判断につなげる
- 入力が同じ対象範囲と観測期間のものか確認します。
- 割合の隣に分母と反応の内訳を記します。
- 広告配信や形式の違いを明記し、似た条件同士で比べます。
- 実際のコメント、質問、事業の成果を見てから、何を繰り返すか決めます。
SNSレポートテンプレートに数値と定義をまとめ、次の投稿で試すことをカレンダーへ記録できます。
よくある質問
何%以上なら良いですか?
共通の基準値はありません。まず自分のアカウントと目的について、条件をそろえた推移を比べます。外部の目安は定義が違う可能性があります。
100%を超えることはありますか?
あります。人の数ではなく、反応の回数を数える式だからです。入力を再確認し、人の割合として説明しないでください。
この計算ツールは分析データを取得しますか?
取得しません。数値は自分で入力します。この計算ツールはアカウントを接続したり、指標を取得したりしません。
計算方法と参照情報
ここでは計算の定義を明示しています。すべてのSNSが同じ指標を採用しているという主張ではありません。入力時は元レポートの説明を確認してください。Influenceの投稿フローで予約や公開ができても、それだけで反応や事業への影響が証明されるわけではありません。