リピーター率は残している購入履歴で変わる

英国のギフト小売業者1社の過去の記録では、以前の購入を除くと、同じ月の購入者でも再購入が確認できるアカウントの割合が変わりました。顧客には卸売業者が多く含まれます。この事例は、施策のレポートに履歴の集計ルールを明記する必要性を示しています。

UCI Online Retail IIを使った独自分析。英国の無店舗小売業者1社の2009年12月〜2011年12月の記録を対象としています。月ごとの比較期間は2011年1月〜11月です。

要旨

リピーター率の計算には、どれだけの購入履歴が使われているのでしょうか。英国のギフト小売業者1社の2011年の記録では、各集計月より前の履歴を365日間ではなく90日間にすると、再購入が確認できるアカウントの割合に11.6〜25.9ポイントの差が生じました。月ごとの差の中央値は19.3ポイントです。どのルールでも同じ月の購入者を比較し、その月内の再購入も数えています。この小売業者の顧客には卸売業者が多いため、数値は過去の事例分析であり、現在の消費者の基準値ではありません。[1] [2]

90日ルールで再購入を確認できなかったアカウントのうち、51.3%〜67.7%には365日以内の以前の購入記録がありました。180日間を使うと差は縮まりましたが、なくなりませんでした。実務では、歓迎メッセージやリピーター向け施策の依頼書に顧客区分を使う前に、その区分の根拠となる履歴を確認できます。「最近の購入者」を短い期間で定義すること自体は妥当でも、それだけで事業にとって初めての顧客だとは判断できません。

マーケティング担当者が月次レポートを開くと、大きな集団に「新規顧客」というラベルが付いています。次に考えるのは歓迎メッセージでしょう。商品ラインアップやブランドを紹介し、初めての購入を後押しする内容です。しかし、その前に確認すべきことがあります。「新規」とは、その事業で初めて購入したという意味でしょうか。それとも、このエクスポートに含まれる過去の記録に見当たらないだけでしょうか。

この疑問を、ある小売業者の過去の取引データで調べました。施策も顧客も集計月も変えず、計算に使える以前の購入履歴の長さだけを変えています。

生じた差は、対象者の説明が変わるほどの大きさでした。同時に、レポート全体のリピーター率と、再購入が確認できない集団の中にある古い購入記録とは、別の見方であることも明らかになりました。

履歴が違っても、集計月は同じ

広げられたクリーム色の紙の帯に黄土色のコマが並び、右端は青緑色になっている。2枚の半透明のカバーは同じ帯を異なる長さで覆い、右端の位置が揃っている。
現在の集計期間と、一緒に保存されている以前の購入履歴を示す概念図です。実際の顧客記録や測定値を描いたものではありません。

月を固定して、履歴の長さを変える

リピーター率を計算するには、集計月だけでなく、どこまで履歴を遡るかというルールも必要です。同じ月を集計していても、エクスポートから以前の購入が消えれば、履歴について確認できることが変わります。その月に購入しているアカウント自体が変わったわけではありません。

各月のアカウントを固定し、月初より前の90日間、180日間、365日間を含むエクスポートを比較しました。いずれにも集計月の全期間を含めています。月より前に対象となる購入があるか、月内に別々の購入機会が少なくとも2回あれば、再購入が確認できたアカウントとして数えました。[2]

後者の条件は重要です。最初に確認できた購入と、その後の購入が同じ月に起こることもあります。以前の履歴を除いても、この月内の再購入は残ります。そのため、短い過去の名簿に見当たらない人を一律に新規扱いする比較ではありません。

同じ月のアカウントを、異なる長さの購入履歴で比較

英国のギフト小売業者1社の過去の記録で、再購入が確認できるアカウントの割合。どの履歴ルールでも集計月全体を含め、月内の再購入も数えます。

正確な数値を表で見る
集計月月初より前の90日間(%)月初より前の180日間(%)月初より前の365日間(%)その月に購入したアカウント数
2011年1月78.9%86.5%90.5%735
2011年2月67.0%79.7%84.4%754
2011年3月57.6%77.0%82.9%971
2011年4月61.8%79.8%87.7%851
2011年5月69.3%81.4%89.2%1,052
2011年6月67.3%77.6%89.3%989
2011年7月70.7%80.1%89.2%946
2011年8月72.7%80.3%88.0%931
2011年9月61.8%74.2%84.5%1,258
2011年10月62.4%71.9%81.7%1,360
2011年11月69.8%77.8%86.6%1,659
棒は月初より前の90日間と365日間を比較しています。表には180日間の値と、変わらない月間アカウント数もあります。定義した集計範囲であり、生涯にわたる顧客区分ではありません。

2011年1月〜11月では、月初より前の履歴を365日間から90日間にすると、再購入が確認できる割合は11.6〜25.9ポイント低くなりました。月ごとの差の中央値は19.3ポイントです。表には、差が小さかった1月も含め、11か月すべてを掲載しています。

差の方向は計算の仕組みから決まります。以前の購入を追加すれば、再購入の証拠は増えることがあっても減りません。ここで意味があるのは、この小売業者の記録で区分がどれほど変わり、決めておいた各月でどれほど一貫してその変化が現れたかです。顧客行動の変化ではなく、過去のデータをどう集計するかによる違いを示しています。

1月は同じ735アカウントのうち85件の区分が変わった

1月の実データで具体的に見てみましょう。この月に対象となる購入があった顧客アカウントは735件でした。以前の履歴を90日間使うと、再購入が確認できるのは580件、全体の78.9%です。365日間では665件、90.5%でした。古い記録を戻すと85件の区分が変わり、11.6ポイントの差になりました。

次に、マーケティング担当者が確認するかもしれない、より小さな集団を見ます。短い履歴のレポートでは、155件の再購入を確認できませんでした。そのうち85件には、365日間の比較で対象となる以前の購入記録がありました。これは短い履歴で再購入を確認できない集団の54.8%であり、1月の購入者全体の54.8%ではありません。

どちらも有用ですが、答える問いが異なります。11.6ポイントの差は月次レポート全体についての値です。54.8%は、再購入の区分が付かなかった集団の中に、どれだけ古い証拠があるかを示します。分母を混同すると、同じ変化を実際より大きく、あるいは小さく伝えてしまいます。

90日ルールで再購入を確認できない集団の古い記録

英国のギフト小売業者1社、2011年1月〜11月。主定義の商品購入を使用。分母は90日ルールで再購入を確認できないアカウントです。

正確な数値を表で見る
集計月90日ルールで再購入を確認できない件数365日ルールで以前の記録がある件数再購入を確認できない集団のうち、それより前の購入があるアカウント(%)
2011年1月1558554.8%
2011年2月24913152.6%
2011年3月41224659.7%
2011年4月32522067.7%
2011年5月32320964.7%
2011年6月32321767.2%
2011年7月27717563.2%
2011年8月25414255.9%
2011年9月48028559.4%
2011年10月51126251.3%
2011年11月50127855.5%
古い記録とは、短いルールでは見えず、365日間の比較で確認できる対象購入です。この集団内の割合は、月間アカウント全体における率の差とは異なります。初回購入や生涯の顧客区分を確定するものではありません。

この違いは1月だけではありませんでした。11か月のすべてで、90日ルールでは再購入を確認できない集団の半数超に、365日以内の以前の記録がありました。その割合は月によって51.3%〜67.7%です。対象となる以前の購入は短い履歴の外にありましたが、小売業者の記録にはすでに存在していました。

施策の依頼書では、まず「新規」という言葉で何を伝えるのかを決める必要があります。初回注文向けの歓迎メッセージは、「このエクスポートでは再購入が見つからない」より強い前提に立っています。この分析は、どのメッセージが効果的かを示すものではありません。制作方針を決める前に、対象者の説明を固める理由を示しています。

180日間にすると差は縮まるが、なくならない

月初より前の履歴を180日間にすると、365日間の結果に近づきました。残った月ごとの差は3.9〜11.7ポイントで、中央値は7.9ポイントです。180日ルールでも再購入を確認できなかったアカウントの22.9%〜52.3%には、365日ルールで以前の購入記録が見つかりました。

購入機会の定義に結果が左右されるかも確認しました。1つの代替定義では、数値の請求書IDを持つ数量・価格ともに正の明細を、商品コードの対象外も含めて使いました。もう1つでは別々の購入日を数え、同じ日に2回購入しても月内の再購入にはならないようにしました。どちらの定義でも、履歴の長さによる差は残りました。[4]

購入の定義を変えても履歴による差は残る

英国のギフト小売業者1社、2011年1月〜11月。月初以前の短い履歴をそれぞれ365日間と比べた、月ごとのポイント差の中央値です。

正確な数値を表で見る
購入の定義90日対365日(ポイント)180日対365日(ポイント)
異なる時刻の商品購入19.3 ポイント7.9 ポイント
異なる時刻のすべての正の請求書明細19.1 ポイント7.8 ポイント
異なる日付の商品購入20.4 ポイント8.5 ポイント
各行では、その定義の月間分母を固定しています。広い範囲の正の明細には料金や調整が含まれることがあります。購入日で数えると同日の購入は1つになります。中央値は記述値であり、信頼区間などの推定ではありません。

180日間や365日間が、あらゆる事業に適した設定だと分かったわけではありません。365日間を利用可能な過去の全記録に広げても、主定義による月ごとの割合は0.5〜4.1ポイント変わりました。記録は2009年12月から始まるため、最も長く遡っても、誰かの生涯の購入履歴を確定することはできません。

1年を超えて利用できる履歴は、2011年が進むにつれて長くなります。その条件も変わるため、後半の月の差を季節要因の証拠とは読めません。実務で比較するのは、明示された履歴期間同士です。不完全とされるレポートと、顧客についての完全な知識を比べているのではありません。

最近の購入なのか、過去の購入なのかを決める

短い履歴を使うことには、意図がある場合もあります。最近購入したアカウントと、最後に確認できる購入がもっと前だったアカウントを分けたいなら、「直近90日間の購入者」という区分は役立ちます。説明が「その事業での初回購入」など、別の事実まで約束してしまうと誤解を招きます。

まず、そのレポートで何を決めたいのかを考えます。月次の営業報告では、時系列の変化を読めるよう、リピーターの定義を揃える必要があるかもしれません。再購入を促す施策では、購入から一定の期間が空いたことに着目できます。歓迎メッセージでは初回購入の証拠が必要かもしれません。これらに「新規かリピーターか」という曖昧な区分をそのまま共用すべきではありません。

レポートの担当者に、残している最も古い購入日、集計の締切、再購入の正確な判定ルールを確認します。代理店やクリエイターに対象者の説明を渡す場合も、平易な言葉で添えましょう。「保存された90日間の履歴および今月の記録では再購入を確認できない」は「新規顧客」より長くなりますが、エクスポートにない知識を約束しません。

比較する月のアカウントは固定します。3か月分の顧客ファイルを1年分の顧客ファイルに置き換えると、履歴だけでなく対象者の分母も変わります。この分析では、集計月に購入した同じアカウントについて以前の証拠を戻しました。件数の異なる2つの顧客名簿を比較したわけではありません。

最後に、データの変化と成果の変化を分けます。新しいエクスポートで古い注文が復元されれば、施策が購入に影響していなくても、レポート上のリピーターの割合は上がることがあります。その動きを販促の成果とする前に、定義の変更をレポートに記します。この研究が測るのは集計の仕組みによる差であり、メッセージやチャネルの効果ではありません。

施策の依頼書に履歴のルールを添える

短い引き継ぎメモがあれば、施策の打ち合わせをデータベースの点検に変えずに、この違いを共有できます。注文のエクスポートを管理する担当者に、以下の項目を埋めてもらいましょう。これは集計に使う証拠の説明です。メッセージの検証や顧客に連絡する許可は、別に判断します。

月ごとのアカウントを固定する

紺色のトレーに青緑色のコマが入り、横に広げられた紙の記録がある。別のトレーの図には半透明のシートが重なり、一部のコマに黄土色の印が付いている。
  1. 期間を明記する

    集計月と、その月に購入したアカウントを固定します。

  2. 以前の履歴を確認する

    保存する期間ごとに、確認できる再購入の証拠を比較します。

  3. 対象者を説明する

    施策の依頼書を書く前に、区分から何が分かるかを明記します。

同じ月のアカウントを固定したまま、以前の購入記録を確認する考え方を示しています。コマや印は説明用で、実測した件数ではありません。

目的:[月次の成果報告、歓迎メッセージ、再購入を促す施策の依頼書]。区分をどの判断に使うかを記します。最近の購入が目的なら、「最近」が指す期間を明示します。

集計月と対象者:[開始日]、[終了日]、[その月に対象となる購入があったアカウント]。履歴期間を比べる際は、このアカウント一覧を固定します。1つのアカウントが個人ではなく事業者を表す場合があるかも記します。

利用できる履歴:[保存されている最も古い日付]、[月初より前の日数]、[集計月の全期間を含むか]。エクスポートの範囲に限りがあるなら、そのまま限界として記し、最初に見える注文を過去を通じた初回注文とは呼びません。

購入のルール:[どの取引を数えるか]、[同一時刻や同日注文をどう扱うか]、[IDの欠損、矛盾する請求書、取消をどう扱うか]。想定した定義ではなく、そのレポートで実際に使っているルールを確認します。

比較:[各履歴期間で再購入が確認できるアカウント数]、[変わらない月間アカウント数]、[区分が変わるアカウント数]。短い履歴で再購入を確認できない集団のうち、古い証拠がある割合も加えます。最後の分母が、これから説明しようとしている具体的な対象者を理解する助けになります。

決定と確認予定:[最近の購入者という定義を維持する、利用できる履歴を戻す、区分名を変更する]、[担当者]、[次の報告日]。今後のレポートでも選んだルールを揃え、データソースや定義が変わった際は注記します。

1月の例なら、比較欄は「735件のうち再購入を確認できたアカウントは580件と665件。85件の区分が変わる」です。対象者の注記には「短いルールで再購入を確認できない155件のうち85件に、古い証拠があった」と加えます。どちらも初回購入者だとは言わず、施策への反応も予測しません。

利用するツールのリピーターの定義を確認する

ダッシュボードとエクスポートを比較する前に、双方の定義を確認してください。Shopifyの顧客レポートの説明では、初回購入者とリピーターを区別し、初回購入期間内の追加購入も認めています。Amazonも、特に購入間隔が長い場合を含め、新規ブランド顧客の測定に利用できる購入履歴の拡張を説明しています。いずれの集計定義も、今回の月次エクスポート分析とは異なります。[3] [7]

ツールがどの過去の購入を参照できるか、集計月内の追加購入を含めるか、アカウントの分母がエクスポートと一致するかを確認します。定義が違えば、計算に誤りがなくても答えは変わります。指標名が同じだけでは、比較できるとは限りません。

11か月の比較は、この確認が重要な理由を示しています。月ごとのアカウントを固定し、購入のルールを明示し、小さな差も大きな差も残しました。他の事業でも、この小売業者の割合を成果目標として借りることなく、自社レポートの確認にこの区別を使えます。

月ごとの比較方法

UCIが公開する2シート構成のOnline Retail IIワークブックを使いました。対象は2009年12月1日〜2011年12月9日です。月全体が揃い、その前の365日間もソースで確認できる2011年1月〜11月を、集計月として事前に固定しました。2011年12月は途中でデータが終わるため除外しました。[1]

ワークブックには1,067,371行あります。そのうち243,007行は顧客IDが欠損または無効でした。前後の行からIDを補うことはしていません。別に、数値の請求書IDを持つ82件で時刻が矛盾していたため、請求書全体を除外しました。時刻の推測はしていません。これらは異なる単位で数えた、重なりのあるデータ品質上の件数です。月間の顧客総数から順に引く数ではありません。[5]

対象となる明細には、数値の請求書ID、有効な顧客IDと日付、正の数量と価格が必要です。主定義の商品コードは5桁の数字のみ、またはその後ろに英字が続く形式とし、文書化した2つの例外を含め、運賃または梱包料の2つのコードを除外しました。顧客履歴を計算する前に説明文を確認しています。正確なルールは公開コードに記録しています。[5]

各アカウントの対象請求書が同じタイムスタンプを持つ場合は、観測された1回の購入機会にまとめました。同じ記録時刻の請求書番号が2つあるだけで、以前の購入を作り出さないためです。同一シート内やシート間の重複明細も、購入機会を増やしません。取消を示す接頭辞付きの請求書や非正の明細は購入を作りません。返金を元の注文に紐づけておらず、正の請求書が最終的に取消や返品なく残ったとも主張していません。

各月の分母は、その月に対象となる購入機会が1回以上あったアカウントです。保存した月初以前の履歴に過去の購入機会があるか、月内に時間順序が明確な別々の購入機会が少なくとも2回あれば、再購入を確認できたと判定します。履歴は月初のちょうど90日、180日、365日前から始まり、その境界を含みます。集計期間には翌月の開始時点を含みません。[2]

月ごとの比較に先立ち、提供された全記録で請求書の整合性を確認しました。対象を固定した後は、後日の購入が以前の月の区分に影響することはありません。これは遡及的な検証です。後から矛盾する記録が届く前に、稼働中のシステムが何を知り得たかを再現したものではありません。

ダウンロードには全165行の率、99行の比較、事前に定めた要約と感度分析の結果が含まれます。この記録についての記述的な計算であり、信頼区間は付けず、同一アカウントを月ごとに繰り返し観測した値が独立だとも仮定していません。別に実装した計算で、事前に登録したすべての集計値が元のワークブックから再現されました。公開出力に顧客IDや個別アカウントの履歴は含まれません。[6]

CSVには図の25行にある83個の数値が含まれます。ZIPには全165行の率、99件の比較、9件の要約、事前に定めた2件の判定記録を収録し、出典表示と公式UCIデータをローカルで読むコードを添えています。顧客IDや個人の購入履歴は再配布しません。数値欄の小数点はピリオドです。

出典と注記

  1. Daqing Chen、Online Retail II、UCI Machine Learning Repository、DOI 10.24432/C5CG6D。英国の無店舗小売業者1社、2009年12月1日〜2011年12月9日の記録。ソースはギフト商品を扱い、卸売顧客が多いと説明しています。データセットのライセンスはCC BY 4.0です。Influence IQが公開ワークブックを加工し、本文の集計比較を作成しました。
  2. 月Mについて、[M, 翌月)に対象購入機会がある同じアカウントを保持します。月初以前のW日間を使う場合、[M−W, M)に購入機会があるか、月内に時間順序の異なる購入機会が2回以上あれば判定を真とします。Wは各購入時点から遡るローリング期間ではありません。履歴ゼロの比較でも月内の再購入は残し、全履歴の比較は2009年12月1日から始めます。主な比較は90対365、180対365で、365対全履歴は補足です。
  3. Shopifyの顧客レポートの説明は、初回購入者とリピーターを区別し、初回購入期間内の追加購入も認識します。レポートごとの時間の扱いが重要です。今回の固定月・エクスポートによる計算は分析上の定義であり、Shopifyの顧客レポートの再現や監査ではありません。
  4. 事前に定めた代替定義では、商品コードを問わず数値の請求書IDを持つすべての正の明細の時刻、または別々の商品購入日を使います。90/365の差の中央値は、主定義の時刻、広い範囲の時刻、購入日でそれぞれ19.26、19.08、20.44ポイントです。180/365の中央値は順に7.87、7.85、8.46です。各定義の月ごとの分母は、履歴の長さを変えても固定します。
  5. 商品範囲は5桁の数字のみ、またはその後ろに大文字英字が続くコードに、PADS(クッション用パッド)とSP1002(黒板・イーゼル)を加え、23444(運賃)と23574(梱包料)を除いたものです。「Manual」など未分類コードは主範囲から除き、他の条件を満たす場合は広い範囲の感度分析に含めます。アーカイブ全体で請求書を確認し、番号が数字の請求書に、有効な顧客ID同士の矛盾や有効な時刻同士の矛盾がある場合は除外します。それとは別に、有効な顧客IDがあり数量と価格が正の明細に無効な日付がある場合も、請求書全体を除外します。このルールでは顧客IDの矛盾や対象候補明細の無効な日付は発生せず、時刻が矛盾する82件の請求書を除外しました。
  6. 顧客履歴の結果を計算する前に、プロトコル、ソース説明の修正、分析プログラムを固定しました。事前に定めた記事化の判断基準は、率の差が5パーセントポイント以上あり、かつ短い履歴のルールで再購入を確認できないと分類されたアカウントの10%以上に、それより前の対象購入があることでした。同じ比較について3つすべての定義で、この2つの条件を満たす月が6か月以上必要でした。90日比較は11か月、180日比較は9か月で両方を満たしました。これは記事化の判断基準であり、有意差検定、最適な閾値、母集団推定ではありません。全結果と再現用コードをダウンロードできます。
  7. Amazonの2025年1月7日の発表は、購入間隔が長い場合を含め、新規ブランド顧客の測定に使える購入履歴を拡張すると説明しています。履歴期間を明記することの重要性はすでに知られていますが、その広告上の定義やデータは、小売業者1社を月次で調べた今回の分析とは異なります。

英語の原文から直接翻訳しています。どの言語版も、英国の同じ小売業者の過去の記録と2011年1月〜11月の比較を扱います。翻訳によって対象集団や集計ルールは変わりません。

レポートの定義を施策にも引き継ぐ