デジタル消費者行動:携帯電話の利用率は近くても、PC利用には差がある

2023年11月の米国調査から、携帯電話の利用率だけでは利用者の機器の使い方を十分に捉えられない理由を探ります。

2023年11月のCPS「コンピューターとインターネット利用補足調査」を独自分析。米国の成人インターネット利用者を対象とした過去の調査データです。

要旨

携帯電話の利用率が高くても、その人たちが使う機器の全体像はわかりません。2023年11月のCurrent Population Surveyから、米国の成人インターネット利用者35,879人を分析しました。SNSは利用するものの、オンラインでの買い物、旅行予約、その他の消費者向けサービスを利用したと回答していないグループでは、91.3%がネット接続可能な携帯電話を、55.1%がデスクトップまたはノートPCを使っていました。活動の組み合わせが逆のグループでは、それぞれ92.6%と78.9%でした。PC利用率の差は23.8パーセントポイントで、両グループの年齢構成をそろえても大きな差が残りました。

これらは普段の機器利用について重み付けした推定値であり、購入時に使った機器を示すものではありません。消費関連の設問も、取引の完了を条件としていません。企業やクリエイターが確認したいのは、商品・サービスの案内や資料を使う人が、普段どの機器に慣れていて、その作業では実際にどれを選ぶのか、という点です。

あるクリエイターが有料ワークショップを準備しています。告知投稿は完成し、案内ページは携帯電話で使え、付属のワークブックもチームのノートPCで開けます。確認の場で「お客さまの大半は携帯電話を使っています」と言われました。役立つ情報に聞こえますが、まだ大事な点がわかりません。その人たちは普段、PCも使っているのでしょうか。

これは準備の進め方を考えるための架空の場面で、調査で観察した出来事ではありません。携帯電話を使う人の中にも、デスクトップやノートPCを併用する人と、どちらも使っていると回答していない人がいます。携帯電話の利用率だけでは、詳しい案内を読む、日程を比較する、資料を使って作業するといった場面で、何を使うかまではわかりません。

そこで、全国調査で同じ人について記録された2つの活動から、この違いを調べました。携帯電話の利用率が近くても、PC利用にはずっと大きな差があるという結果は、デジタル上の消費者行動を考える手がかりになります。携帯電話で使いやすいページができた時点で確認を終える前に、利用機器についての前提を見直す理由があるのです。

携帯電話の利用率だけでは、他の機器の利用はわからない

別々の作業空間に2台の携帯電話。一方にはノートPCと資料カードもあり、携帯電話と他の機器を併用する場合を表しています。
  • 携帯電話を使う
  • 携帯電話とPCを使う
  • 実際の作業は別途観察する必要がある
機器利用の異なる場面を表した概念図です。配置は人口の人数、所有状況、観測された購買行動を示していません。

4つのグループを分ける活動とは?

調査ではSNS利用と、オンラインでの買い物、旅行予約、その他の消費者向けサービスについて別々に尋ねています。この記事では後者を「消費関連のオンライン活動」と呼びます。どちらも、調査票で示された過去6か月の活動という枠組みに含まれます。「はい」という回答には時々の利用も含まれ、頻度を測っているわけではありません。[1]

この2つの回答で4つのグループができます。最も大きい62.9%は両方の活動を報告しました。13.4%はSNS利用のみ、13.8%は消費関連のオンライン活動のみを報告し、残る9.9%はどちらも報告していません。片方だけを報告した2グループを合わせると、分析対象の成人ネット利用者の27.1%になります。

グループ名は、あくまでこの2つの設問への回答を表します。SNS利用のみのグループにも、実店舗で買い物をする人、調査対象期間外にオンラインで購入した人、幅広い消費関連の設問を別の意味に受け取った人がいるかもしれません。逆のグループにも、広告が届かないとは限りません。この調査では広告への接触や顧客獲得経路はわかりません。

したがって、「SNSで買い物をする人」と「買い物をしない人」という、わかりやすくても誤った分け方はできません。消費関連の設問には旅行予約やその他のサービスも含まれ、購入の完了は必要ありません。数値をキャンペーンの企画書や発表資料に使うときも、この定義を保つことが大切です。

両方の活動を報告した人が大半だが、片方だけのグループも一定の規模がある

2023年11月、活動への回答が判明している米国成人ネット利用者の重み付き割合です。消費関連活動とはオンラインでの買い物、旅行予約、その他の消費者向けサービスを指します。

推定値・区間・標本の基数を見る
報告された活動グループ推定値95%区間の下限95%区間の上限標本の件数(重み付け前)
SNS利用と消費関連活動の両方62.9%62.3%63.6%21,622
SNS利用あり・消費関連活動なし13.4%12.9%13.8%4,726
消費関連活動あり・SNS利用なし13.8%13.4%14.2%5,605
調査した活動のどちらもなし9.9%9.6%10.3%3,926
4つの割合の分母はすべて同じ35,879件です。標本件数は各グループに属する記録数を示します。割合は重み付きで、丸めにより合計が100%にならない場合があります。区間は各推定値の標本誤差を表す95%区間です。

携帯電話の利用率だけでは何がわからない?

片方の活動だけを報告した両グループでは、携帯電話の利用率が高くなっていました。SNS利用のみのグループは91.3%、消費関連のオンライン活動のみのグループは92.6%です。点推定値は見た目には近いものの、統計的に同等かどうかは検定していません。

PC利用には別の違いが見えます。それぞれ55.1%と78.9%で、差は23.8パーセントポイントでした。ここでいうPCはデスクトップまたはノートPCです。携帯電話はスマートフォンを含む、インターネットに接続可能な携帯電話を指します。設問が捉えるのは少なくとも時々の一般的な利用であり、所有や特定の買い物での利用ではありません。[1]

表には残る2グループも示しています。PC利用率は、両方の活動を報告したグループで81.1%、どちらも報告しなかったグループで49.2%でした。この幅を見ると、グループごとに固定的な人物像を当てはめるべきではないとわかります。SNS利用のみのグループでも、半数以上がPCを使っていました。どのグループも1つの画面だけでは捉えられません。

タブレットまたは電子書籍リーダーの利用も、機器の使い方を補足します。片方の活動だけを報告した2グループでは、それぞれ25.8%と37.0%でした。調査票ではこの2種類をまとめて尋ねているため、タブレット利用者だけを取り出したり、タブレットがノートPCの代わりになっていると判断したりはできません。元の調査と同じ分類で示しています。

携帯電話はどのグループでも広く使われ、PC利用にはより大きな違いがある

各活動グループ内の一般的な機器利用を重み付けして示します。PCはデスクトップまたはノートPC、タブレットには電子書籍リーダーも含みます。特定の取引に使った機器ではありません。

推定値・区間・標本の基数を見る
活動グループと機器推定値95%区間の下限95%区間の上限標本の件数(重み付け前)
SNS利用と消費関連活動の両方:デスクトップまたはノートPC81.1%80.4%81.7%21,622
SNS利用と消費関連活動の両方:ネット接続可能な携帯電話95.0%94.6%95.4%21,622
SNS利用と消費関連活動の両方:タブレットまたは電子書籍リーダー41.9%41.1%42.6%21,622
SNS利用あり・消費関連活動なし:デスクトップまたはノートPC55.1%53.4%56.8%4,726
SNS利用あり・消費関連活動なし:ネット接続可能な携帯電話91.3%90.4%92.3%4,726
SNS利用あり・消費関連活動なし:タブレットまたは電子書籍リーダー25.8%24.3%27.2%4,726
消費関連活動あり・SNS利用なし:デスクトップまたはノートPC78.9%77.7%80.2%5,605
消費関連活動あり・SNS利用なし:ネット接続可能な携帯電話92.6%91.7%93.4%5,605
消費関連活動あり・SNS利用なし:タブレットまたは電子書籍リーダー37.0%35.6%38.4%5,605
調査した活動のどちらもなし:デスクトップまたはノートPC49.2%47.4%51.1%3,926
調査した活動のどちらもなし:ネット接続可能な携帯電話82.0%80.5%83.4%3,926
調査した活動のどちらもなし:タブレットまたは電子書籍リーダー21.6%20.0%23.2%3,926
基数は、各グループで該当機器の利用状況が判明している人の数です。主標本では全員の機器利用を分類できました。機器の分類は重複し得ます。区間は各推定値の標本誤差を表す95%区間です。

機器の組み合わせを見ると、違いがより具体的になります。SNS利用のみのグループでは39.5%が、デスクトップやノートPCの利用を報告せずに、ネット接続可能な携帯電話を使っていました。逆の活動グループでは18.0%でした。分母は各グループ全員であり、携帯電話利用者だけではありません。

「携帯電話を使い、PCは使わない」は、報告された利用のこの組み合わせだけを表します。携帯電話しか所有していない、PCを入手できない、他の機器を一切使わないという意味ではありません。タブレット、電子書籍リーダー、その他の機器は使っている可能性があります。消費関連活動に携帯電話を使ったかどうかもわかりません。確認を計画するチームに必要なのは、普段使う機器と、使うはずだと思い込んでいる代替機器を区別することです。

携帯電話を使いPCを使わない割合は、片方の活動だけの2グループで異なる

各グループで、ネット接続可能な携帯電話を使い、デスクトップやノートPCの利用を報告していない人の重み付き割合です。

推定値・区間・標本の基数を見る
報告された活動グループ推定値95%区間の下限95%区間の上限標本の件数(重み付け前)
SNS利用と消費関連活動の両方16.4%15.8%17.0%21,622
SNS利用あり・消費関連活動なし39.5%37.9%41.1%4,726
消費関連活動あり・SNS利用なし18.0%16.8%19.1%5,605
調査した活動のどちらもなし41.3%39.4%43.2%3,926
分母は携帯電話とPCの利用状況が判明している各グループ全体であり、携帯電話利用者だけではありません。タブレット、電子書籍リーダー、その他の機器を使っている場合もあります。推定しているのは利用であり、所有や消費関連活動に使った機器ではありません。区間は各推定値の95%区間です。

PC利用の差は年齢で説明できる?

事前に定めた年齢の確認でも、PC利用の差は大きく残りました。成人を18~29歳、30~44歳、45~64歳、65歳以上の4区分に分け、片方の活動だけを報告した両グループが、分析対象となる成人ネット利用者全体と同じ年齢構成だった場合のPC利用率を再計算しました。[2]

調整前の差は23.8パーセントポイントで、この推定値の95%信頼区間は21.9~25.8ポイントでした。調整後は24.6ポイント、区間は22.5~26.7ポイントです。この共通の年齢構成を使っても、差はなくなりませんでした。

これは「年齢は関係ない」という意味ではありません。幅のある年齢区分の中でも人は異なり、この計算では所得、教育、仕事、その他の事情は調整していません。活動がPC利用を引き起こす、あるいはその逆だとも示していません。両グループの年齢構成をこの方法で変えても、観察された差が残ることを示しています。

マーケティングチームにとっては、ある思い込みを別の思い込みに置き換えないことがポイントです。対象者が若いか高齢かだけでは、普段どの機器を使い、特定の資料をどう使うかは決まりません。年齢のラベルから決めつけず、具体的に確かめる必要性を示す結果です。

年齢構成をそろえても、PC利用の大きな差が残る

消費関連活動のみのグループのデスクトップ/ノートPC利用率から、SNS利用のみのグループの利用率を引いた差です。単位はパーセントポイントです。

推定値・区間・標本の基数を見る
比較推定値95%区間の下限95%区間の上限
観察された差23.8 パーセントポイント21.9 パーセントポイント25.8 パーセントポイント
年齢構成をそろえた差24.6 パーセントポイント22.5 パーセントポイント26.7 パーセントポイント
比較する2グループは、それぞれ5,605件と4,726件です。標準化には分析対象の成人35,879人全体の、4区分による重み付き年齢構成を使います。調整するのは年齢構成であり、他の違いではありません。区間は各推定値の標本誤差を表す95%区間です。

クリエイターのキャンペーン確認にどう生かせる?

架空のワークショップに戻りましょう。クリエイターが望むのは、案内を理解し、参加回を選び、ワークブックを使ってもらうことです。これらは別々の作業です。案内は携帯電話で無理なく読み、ワークブックにはPCを選ぶ人もいれば、最後まで携帯電話を使う人もいるかもしれません。確かめるべき可能性であって、全国調査がその順序を示したわけではありません。

まず「自分の日程に合う回を見つけ、何を受け取れるか説明してください」といった具体的な作業を1つ選べます。その人が選ぶ機器を観察し、情報を見つけられるか、何か難しい点があるかを記録します。調査のグループ分類から先に答えを決めてはいけません。

次に、ワークブックの見本を開き、代表的な課題を1つ行ってもらいます。この作業で実際に使った機器と、普段使う機器を別々に記録してください。途中で機器を変えたら、その理由を尋ねます。同じ機器のまま簡単に終えられたなら、それも有用な証拠です。目的は資料の使われ方を知ることで、機器の問題を無理に見つけることではありません。

あくまで説明用の例として、携帯電話で案内を理解した参加者が、複数の文書を扱う課題ではノートPCを使いたいと言ったとします。この観察は、課題の説明やファイルの扱いを確認する理由になります。しかし、携帯電話利用者全員に別のワークブックが必要だとは証明しません。逆に携帯電話でスムーズに終えられたなら、現状を維持しつつ別の重要な場面を確かめる理由になります。

全国の割合は参考情報であり、参加者募集の割り当てや、このクリエイターの顧客構成の予測ではありません。機器別の広告予算や売上、デザイン変更の効果は決められません。さまざまな機器利用者と実際の作業をすでに確認しているチームなら、運用を変える必要はないかもしれません。「携帯電話を使う」「PCも使う」「この作業にはこの機器を選ぶ」を別々の事実として扱うことが役立ちます。

普段使う機器と、その作業で選ぶ機器を分けて記録する

資料カード、同じ抽象的な内容を表示した携帯電話とノートPC、空白の観察メモ。矢印や決められた機器の使用順序を設けず、確認の様子を表しています。
  1. 作業を決める

    案内や資料を使って、何ができればよいかを具体的に書きます。

  2. 選んだ機器を観察する

    今回の作業で使う機器と、普段使う機器を記録します。

  3. 起きたことを振り返る

    完了できたか、難しい点があったかをもとに、次に確認することを決めます。

企業やクリエイター向けの確認の進め方を示す例です。研究結果を生かす提案であり、調査で検証した介入ではありません。

次の機器利用チェックに使える短い確認シート

商品・サービスの案内、予約ページ、資料のいずれか1つについて、次の問いを使ってみてください。結果を実務に生かすための提案であり、妥当性が検証された評価尺度ではありません。顧客にとって大切な作業と、チームが実際に決められることに絞って記録します。

作業と完了条件:ページや資料を特定し、何ができればよいかを書きます。ワークショップの例なら、自分に合う回を選び、含まれる内容を説明できることです。「モバイル体験を確認する」だけで作業の説明を終えないようにします。

利用者についての証拠:自社の顧客からわかっていることと、まだ仮定にすぎないことを分けます。普段使う機器と、今回の確認で選んだ機器は別々に記録してください。どちらの回答からも、所有、購買力、顧客価値を推測しません。

観察と次の確認:うまく完了した場合も含め、作業中に起きたことを書きます。検討したい変更、担当者、現状維持や変更を判断するために必要な証拠を特定します。小規模な確認で調べるべき点は見つかっても、信頼できるコンバージョン予測は得られません。

このシートは既存のキャンペーン計画に添えられます。新しいトラッキングは不要で、自社の利用者についての実際の証拠を全国平均に置き換えるものでもありません。

一部の補完された回答を除くと結果はどう変わる?

公開調査ファイルには、作成機関による編集や欠測値の補完で与えられた値が含まれることがあります。米国国勢調査局のallocationフラグは、こうした値を識別します。主分析では公開された回答をそのまま使い、結果を見る前に、特定の補完回答を除く確認も計画しました。[3]

最初の確認では、活動に関する2つの回答がともに補完されていない26,963人を残しました。PC利用の未調整の差は27.3パーセントポイントで、主分析の23.8ポイントより大きくなりました。年齢構成をそろえた差は27.8ポイントで、主分析では24.6ポイントでした。

さらに、PCを使うか使わないかを判定できるだけの未補完情報があることも条件にしました。26,959人が残り、差は丸めると再び27.3ポイントと27.8ポイントでした。詳しい推定値と区間は下の表に示します。方向と大きな差は残る一方、正確な推定値は変わりました。

これらの確認は、補完が影響しないことの証明ではありません。また、補正済みの母集団推定値でもありません。記録を除けば分析対象が変わり、重みは元の調査のままだからです。公開回答全体による主分析を優先します。代理回答、残る無回答の影響、幅広い活動の問いの受け止め方も、活動の組み合わせに影響し得ます。

特定の補完回答を除いても、差は残る

同じ2つの活動グループ間のデスクトップ/ノートPC利用率の差です。正の値は、消費関連活動のみのグループで利用率が高いことを示します。

推定値・区間・標本の基数を見る
標本と比較推定値95%区間の下限95%区間の上限
公開回答全体:観察された差23.8 パーセントポイント21.9 パーセントポイント25.8 パーセントポイント
公開回答全体:共通の年齢構成24.6 パーセントポイント22.5 パーセントポイント26.7 パーセントポイント
活動回答が未補完:観察された差27.3 パーセントポイント25.1 パーセントポイント29.5 パーセントポイント
活動回答が未補完:共通の年齢構成27.8 パーセントポイント25.4 パーセントポイント30.1 パーセントポイント
活動とPC判定に十分な回答が未補完:観察された差27.3 パーセントポイント25.1 パーセントポイント29.5 パーセントポイント
活動とPC判定に十分な回答が未補完:共通の年齢構成27.8 パーセントポイント25.5 パーセントポイント30.1 パーセントポイント
主標本:35,879件。活動への回答が未補完:26,963件。PC利用も未補完情報で判定する追加確認:26,959件。ただし年齢の基準は活動回答による26,963件の部分標本です。部分標本には元の重みを使います。感度分析であり、補正済みの母集団推定値ではありません。区間は各推定値の95%区間です。

調査をどのように分析したか

NTIAが支援し、米国国勢調査局が実施した2023年11月のCPS「コンピューターとインターネット利用補足調査」を使いました。対象は、同調査に含まれる、米国在住の18歳以上の民間人インターネット利用者で、施設に居住していない人です。過去の証拠であり、2026年や他国の行動を推定したものではありません。[1][6]

活動の設問は、各参加世帯の15歳以上のネット利用者から無作為に1人選んで尋ねています。分析では、主回答者用の重みが正で、両方の活動への回答が判明している成人に限定し、35,879件が残りました。同じ世帯の人が代理で答えることも認められています。したがって「報告された利用」と表現し、対象者全員が本人として証言したとは扱いません。[4]

割合はすべて主回答者用の調査ウェイトで重み付けしています。活動グループの割合は分析対象の成人ネット利用者全体について、機器の割合は各活動グループ内について示しています。表の重み付け前の件数は、その推定を支える記録の数であり、米国全体の人数ではありません。

標本抽出に伴う不確実性は、提供された160組の主回答者用反復ウェイトすべてを使って推定しました。比率、差、年齢標準化を各反復で再計算しています。区間は個々の推定値に対する近似95%信頼区間です。表の全セルを同時に覆う区間でも、無回答、代理回答、補完による誤差全体を測るものでもありません。[4]

PCを含む機器の組み合わせには、すでに広い研究の蓄積があります。2021年と2023年の調査を使った2025年の研究は、PCや自宅のネット接続の組み合わせと、求職、行政サービス、健康情報などの活動との関係を調べました。今回の範囲はより限定的です。SNSと消費関連活動による4グループの機器利用を、定めた年齢比較と補完回答の確認とともに示します。特定の機器を使う理由の新理論ではなく、利用者を理解するための記述的な比較資料です。[7]

問い、機器の定義、主な比較、年齢区分、感度分析、公開基準は、今回の同時分布を計算する前に内部で固定しました。ただし、公表済みの背景統計は調査企画に使っているため、盲検研究や公開の事前登録ではありません。独立した2つの実装で推定値を再現しました。ダウンロードには方法、集計結果、コード、正確な元ファイルの取得手順を含めています。[5]

CSVには図表の集計28行、標本誤差の区間、該当する標本の基数を収録しています。ZIPには固定した方法、集計結果、再現用コード、元ファイルの取得手順を含みます。回答者個別の記録や識別子は含みません。数値の小数点にはピリオドを使います。出典:米国国勢調査局・NTIA。計算:Influence IQ。

出典と注記

  1. 米国国勢調査局・NTIA、2023年11月CPS「コンピューターとインターネット利用補足調査」技術資料、付録8の調査票。ネット活動の導入文で過去6か月という期間を示しています。PESOCIALはSNS利用、PEECOMMEはオンラインでの買い物、旅行予約、その他の消費者向けサービスを尋ねます。後者は購入を必須としません。機器の設問は少なくとも時々の利用を測り、ネット接続可能な携帯電話、デスクトップ/ノートPC、タブレット/電子書籍リーダーをまとめた分類を含みます。元ファイル取得日:2026年10月18日。
  2. Influence IQの年齢標準化:消費関連活動のみのグループのデスクトップ/ノートPC利用率から、SNS利用のみのグループの利用率を引きます。共通の基準は、分析対象全体の重み付き年齢構成(18~29歳、30~44歳、45~64歳、65歳以上)です。基準の構成比と各グループの利用率は反復ごとに再計算します。この記述的調整では区分内の年齢差は取り除けず、因果関係も示せません。公開パッケージに固定した方法と全ての年齢別セル推定値を収録しています。
  3. Censusの名前付き列のメタデータは、PXSOCIALとPXECOMMEをallocationフラグと定義しています。0は補完なし、1は補完あり、−1は設問対象外です。活動の確認では両フラグが0であることを求めます。PCの確認ではさらに、文書化された世帯/個人の質問分岐に従い、デスクトップかノートPCへの未補完の肯定回答、または両方への未補完の否定回答を求めます。主推定では編集・補完済みの公開回答も残します。部分標本では元の重みを使い、偏りを補正した母集団推定とはしません。
  4. NTIAインターネット利用調査の技術資料:各世帯で15歳以上のネット利用者から無作為に選んだ1人が活動の設問対象となり、代理回答も認められます。今回は18歳以上に限定しました。全ての同時推定に主回答者用ウェイトと160組の逐次差分反復ウェイトを使用します。分散は、反復推定値と全ウェイトによる推定値の差の二乗和に4/160を掛けた値です。正規近似95%区間は標準誤差の1.96倍を使い、割合の区間は表示時だけ範囲内に収めています。
  5. 元データの検証では、Censusの名前付きCSV、主回答者用反復ウェイトCSV、固定長反復ウェイトファイルを照合し、公式SASの161個のウェイト合計すべて、および全ウェイトと反復0の一致を確認しました。QSTNUMとOCCURNUMで記録を結合し、ウェイトの暗黙の小数4桁を復元しています。技術PDFのallocationフラグの位置にある2バイトの不一致は、名前付きCensus列とAPIメタデータで解決しました。再現パッケージにこの読み取り上の整理と正確な元ファイルのハッシュを記録しています。
  6. 出典:米国国勢調査局・NTIA、2023年11月CPS「コンピューターとインターネット利用補足調査」。同時推定の計算と解釈はInfluence IQが行いました。Census資料は通常、出典を明示して再利用できますが、明記された第三者資料や該当する例外に従う必要があります。計算と解釈の責任はInfluence IQにあり、国勢調査局やNTIAの推奨を意味しません。機関のロゴは転載していません。
  7. 「First-level fundamentals: computer ownership is more important for internet benefits than in-home internet service」、Journal of Computer-Mediated Communication 30(3)、2025年。2021年と2023年の調査を使い、PC・スマートフォン・自宅ネット接続の組み合わせと、求職、行政、健康関連の活動を分析した研究です。機器の違いを理解する背景資料であり、本記事で新たに報告するSNS/消費関連活動のクロス集計の出典ではありません。

英語原文からの翻訳です。全言語版が同じ米国の母集団と2023年11月の調査を扱っており、国別に実施した別々の研究ではありません。分析、解釈、翻訳:Influence IQ。

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