クリック率とコンバージョン率:同じ記録を突き合わせて比べる

過去のクラウドファンディングの記録55,357件を再分析。クリックと投資の合計を別々に読むだけでなく、両方が記録されたケースを調べると何が分かるのでしょうか。

Hornuf、Siemrothが2023年に公開したbettervestのニュースレターデータを、独自の問いで再分析しました。

要旨

クリック率と成果の発生率は、別々の行動を表します。両者の関係を知るには、同じ記録に両方があるかを確かめる必要があります。2023年に公表されたドイツのクラウドファンディング実験から、受信者とニュースレターの組み合わせ55,357件を再分析しました。プロジェクトへの投資ありと記録された611件のうち、ニュースレターのクリックも記録されていたのは327件、53.52%でした。残りの284件、46.48%にはクリックの記録がありませんでした。

企業やクリエイターがキャンペーンの報告を読むとき、合計の背後にある重なりを調べる意味が、この結果から見えてきます。ただし、計測の不具合や、メールが投資を引き起こしたことを示すものではありません。公開データからは、出来事の順序や共通の観測期間を確認できませんでした。本記事では4通りすべての組み合わせと全10通の結果を示し、自社の記録をどう結び付けて測るかを決めるテンプレートも掲載します。ファネルとして解釈するのは、その定義を明確にしてからです。

ワークショップの募集を振り返るクリエイターを考えてみましょう。一方の報告にはニュースレターのクリック数、もう一方には申込数があります。どちらも実際の集計値ですが、並べただけでは、クリックした人による申込みが何件あるかは分かりません。

足りないのは、両方に当てはまる部分の計算です。その部分は小さいことも大きいこともあり、2つの合計だけからは決まりません。公開されているクラウドファンディングのデータなら、実際の記録で計算を示せます。実務上の問いを扱いつつ、データで裏付けられない主張とは区別して読み進めます。

2つの合計をつなぐ情報が必要

封筒とポインターを組み合わせたオブジェクトと、チェック印の付いた成果のトークンが、重なり合う2つの色面に置かれている。重なる部分にはペアがあり、どちらにも属さない形は、両方の色面の外側にある。
記録された行動の重なりを示す概念図です。オブジェクトやその数は説明用であり、研究で実測した件数はデータ表に掲載しています。

クリック率とコンバージョン率はどう違う?

クリック率は、明示したクリック機会の数に対するクリック数の割合です。コンバージョン率は、定義した成果を、明示した対象全体に対する割合で示します。その分母は報告によって、広告表示数、届いたメッセージ数、訪問数、クリックした人、その他の条件を満たす集団などになります。比較に役立てるには、まず何の行動を、何を分母にして測るのかを示します。

たとえば「クリックした人のうち申し込んだ人」と「メッセージを送った全員のうち申し込んだ人」では、問いが違います。どちらの定義も使えますが、見出しでどちらを指すか分かる必要があります。また、クリック数と、クリックした人を重複なく数えた人数も別物です。同じ人の繰り返しの操作で、合計は変わります。

本研究で共通の単位とするのは、公開データにある受信者とニュースレターの組み合わせ1件です。その記録にクリックありの印と投資ありの印があるかを数えます。届いたメッセージ数を分母にできる情報や、時刻を伴う出来事の順序はありません。そのため、本記事では「記録上の割合」と「重なる割合」として扱います。

この区別は、企業がメッセージ、提案内容、測定方法のどれを変えるべきか考える際に役立ちます。別々の合計だけでは、個人がどの段階で止まったかは特定できません。対象となる記録を結び付けることが、その問いに答えるための一歩です。出来事の順序と時点を確かめることも、別途必要になります。

クラウドファンディングのデータは何を測っていた?

研究者のLars HornufとChristoph Siemrothは、ドイツの融資型クラウドファンディング・プラットフォームbettervestと協力して実験を行いました。ニュースレターで10件の投資プロジェクトを紹介する際の、説明の仕方を比較したものです。公開データには受信者とニュースレターの組み合わせ55,357件、受信者コード7,864個が含まれています。1人の受信者は最大10通に登場します。[1][2]

元の研究では、受信者がニュースレター内の固有のプロジェクトリンクをクリックしたか、その受信者が当該プロジェクトにゼロを超える金額を投資したかが記録されました。各結果は「あり・なし」の値で保存されています。投資ありという記録は、取引件数、購入金額、ECで成立した売上を示すものではありません。

元の論文は、ニュースレターの伝え方がもたらす効果を調べています。今回の再分析の問いは異なります。同じ受信者と同じニュースレターについて、2つの記録上の結果がどれだけ重なるかです。元の3つの実験群を合わせ、公開された標本をすべて残します。伝え方の効果を推定し直すものではありません。

これは特定のクラウドファンディング・プラットフォームの過去の記録で、2023年に公開されたものです。確認した資料からは、共通の観測期間やクリックと投資の順序を確定できませんでした。そのため、測定の具体例として扱い、現在のメールマーケティングのコンバージョン率の基準値とはしません。

クリックと投資が同じ記録にあるのは何件?

55,357件のうち、クリックと投資が両方記録されているのは327件です。このほか、クリックはあるが投資の印がない記録が1,499件、投資はあるがクリックの印がない記録が284件、どちらもない記録が53,247件あります。表では4通りをすべて示します。

ファイル全体では、クリックありの記録は1,826件で3.30%、投資ありの記録は611件で1.10%です。これがそれぞれを別々に集計した割合です。各印がどれだけあるかは分かりますが、同じ記録に両方がある頻度までは分かりません。

クリックと投資の重なりをすべて示す

2023年公開のbettervestの過去のデータにある、受信者とニュースレターの組み合わせ全55,357件。

クリックと投資の重なりをすべて示す
記録上の組み合わせ記録件数全記録に占める割合
クリックと投資3270.59%
クリックのみ1,4992.71%
投資のみ2840.51%
どちらの記録もなし53,24796.19%
各記録の重みは等しくしています。値が示すのは行動の記録であり、その順序や原因ではありません。分類は全件を含み、互いに重複しません。

投資ありの611件のうち、クリックもあるのは327件、53.52%です。残りの46.48%にはクリックの記録がありません。問いを逆にすると分母も変わります。クリックありの1,826件のうち、投資もあるのは327件で17.91%です。

どちらの割合も正しい計算ですが、答えている問いが違います。前者は投資の記録を出発点にしてクリックを調べ、後者はクリックの記録を出発点にして投資を調べています。いずれも「クリックがその後の投資につながる確率」として示すべきではありません。

どの集団から見るかで答えが変わる

過去の元データ:投資あり611件、クリックあり1,826件。

どの集団から見るかで答えが変わる
問い条件に該当する件数分母の件数明示した分母に対する割合
投資ありのうちクリックもある記録32761153.52%
投資ありのうちクリックがない記録28461146.48%
クリックありのうち投資もある記録3271,82617.91%
各割合には分母を示しています。記録上の重なりであり、後の行動の確率や、特定の施策に帰属させたコンバージョンではありません。最初の2行は同じ611件を分けたものです。

投資だけが記録されているケースから、その経緯は分かりません。ニュースレターを経由しなかったのか、計測が出来事を捉え損ねたのか、別のチャネルが投資を引き起こしたのかは判断できません。そうした説明には、公開データにない収集方法、時点、その他の活動の証拠が必要です。

キャンペーン担当者がすぐに生かせるのは、より限定した実務上の工夫です。別々の合計の隣に、両方に該当する記録の件数を置きます。両方の行動を取った人がどれだけいるかを知りたいなら、その重なりが答えの一部になります。突き合わせていない2つの合計を割った比率では代用できません。

どのニュースレターでも重なり方は同じ?

重なり方は元の10通で異なります。投資ありの記録のうちクリックもある割合は、29.55%から78.43%まで幅がありました。最小値や最大値だけが研究全体の結果として扱われないよう、全通を示します。

以下のニュースレター番号は元データのコードであり、時系列や順位ではありません。投資ありの記録を分母としたとき、最小は31件、最大は118件です。小さな分母から得られた大きな割合を引用する場合は、その分母も一緒に示す必要があります。

両方向の重なりと、それぞれの分母

過去の全10通。計算の基になる全件数は次の表に示します。

両方向の重なりと、それぞれの分母
元データのニュースレター投資ありのうちクリックもある割合投資ありの件数クリックありのうち投資もある割合クリックありの件数
ニュースレター178.43%5112.08%331
ニュースレター244.44%3612.21%131
ニュースレター335.29%346.70%179
ニュースレター429.55%448.90%146
ニュースレター541.27%6315.95%163
ニュースレター662.75%5123.36%137
ニュースレター761.29%3114.07%135
ニュースレター860.87%6931.58%133
ニュースレター950.00%11831.38%188
ニュースレター1059.65%11424.03%283
最初の割合は両方ありの件数を投資ありの件数で割り、次の割合は両方ありの件数をクリックありの件数で割ります。記述上の違いだけを示しており、最良のニュースレターや統計的有意差は主張していません。

次の表には、比較を確認できるよう全件数を載せています。各ニュースレターで「両方」と「投資のみ」を足すと投資の分母になります。「両方」と「クリックのみ」を足すとクリックの分母になります。4つのセルをすべて足すと、そのニュースレターの総数になります。

各ニュースレターの4通りすべての結果

元のコード順に並べた全10通のニュースレター。

各ニュースレターの4通りすべての結果
元データのニュースレター両方クリックのみ投資のみどちらもなし全件数
ニュースレター140291115,2385,580
ニュースレター216115205,5155,666
ニュースレター312167225,3255,526
ニュースレター413133315,4325,609
ニュースレター526137375,3775,577
ニュースレター632105195,1965,352
ニュースレター719116125,1015,248
ニュースレター84291275,1825,342
ニュースレター959129595,1825,429
ニュースレター1068215465,6996,028
コードは時系列や成果の順位ではありません。各行の4つの件数を足すと総数になります。同じ受信者が別のニュースレターにも登場する場合があります。

この違いから、最も優れたニュースレターのクリエイティブは特定できません。プロジェクトはそれぞれ異なり、同じ受信者が繰り返し登場し、今回の分析では元の実験群を合わせています。ニュースレター別の有意差検定は行っておらず、特定のプロジェクトが強い重なりを引き起こしたとも主張していません。

複数のキャンペーンを運用する企業では、全体の報告とともにキャンペーン別の内訳も残しておきましょう。1つのキャンペーンをどう変えるか考えるときは、その行と件数から始めます。キャンペーン全体を報告するときには合計表を使います。結果を見てから都合のよいキャンペーンだけを選ぶべきではありません。

受信者ごとの重みをそろえると何が変わる?

主分析では、受信者とニュースレターの組み合わせをすべて同じ重みで扱います。10通に登場する受信者は10件分、1通だけに登場する受信者は1件分寄与します。公開された記録そのものを説明するには適した集計ですが、まとめ方はこれだけではありません。

事前に決めた補足分析では、受信者コードごとの重みの合計を1にそろえます。10通に登場する場合は1件当たり10分の1、1通だけの場合は1件で1となります。これで各受信者コードが全体に寄与する重みは等しくなります。ただし、標本が国や市場を代表するようになるわけではありません。

この重み付けでは、投資ありの重みのうちクリックもある割合は51.69%となり、主分析の53.52%とは異なります。逆方向の割合は19.12%で、主分析では17.91%です。両方の集計を残します。補足分析は別の観点から記述するためのもので、好ましい結果が出たから選んだ補正ではありません。

同じ全件データを2通りの重みで集計する

主分析:受信者とニュースレターの組み合わせ1件ごとに同じ重み。補足分析:受信者コードごとの重みの合計を同じにする。

同じ全件データを2通りの重みで集計する
重み付け投資ありのうちクリックあり投資ありのうちクリックなしクリックありのうち投資あり記録上のクリック率記録上の投資率
記録ごとに等しい重み(主分析)53.52%46.48%17.91%3.30%1.10%
受信者ごとに等しい重み(補足分析)51.69%48.31%19.12%4.02%1.49%
最初の3列は、名前にある結果の集団を分母にします。最後の2列は全記録、または受信者の重み全体が分母です。補足分析の割合は重み付き合計から計算しており、受信者ごとの割合の平均ではありません。母集団への推論は行いません。

受信者ごとの重みをそろえた補足分析の全体表

7,864個の受信者コードそれぞれについて、元の記録全体で重みの合計を1にします。

受信者ごとの重みをそろえた補足分析の全体表
記録上の組み合わせ重み付き合計受信者の重み全体に占める割合
クリックと投資60.40790.77%
クリックのみ255.50673.25%
投資のみ56.46270.72%
どちらの記録もなし7,491.622695.26%
重み付き合計は1/kずつの寄与を足したもので、各行動を取った人を重複なく数えた人数ではありません。丸め前の合計は7,864です。別の観点から記述するこの集計でも、元の記録はすべて残しています。

重み付きのセル合計に小数や分数が含まれるのは、2分の1や10分の1といった寄与を足し合わせるためです。全体では受信者コードの数と同じ7,864になります。人を分割した数や、それぞれの行動を取った投資家を重複なく数えた人数として説明してはいけません。[3]

自社のクリックと成果を比べるための測定テンプレート

キャンペーンをファネルとして読む前に、短い測定計画を書いてみましょう。以下は登録なしで使える、自社の報告を設計するためのテンプレートです。この過去のデータも同じ定義を使っていたとか、測定を変えれば売上が伸びるといった前提は置きません。

決めたいこと:「[キャンペーン]について、[メッセージ、提案内容、報告方法に関する判断]を決めたい」。計算しやすい率を選ぶ前に、何を決めるのかを明確にします。

単位と対象:「1行は[受信者とキャンペーンの組み合わせ、訪問、その他の裏付けのある単位]を表す。対象に含める条件は[定義]とする。繰り返しの出来事や同じ受信者の再登場は[ルール]に従って扱う」。出来事の件数と識別子の数は分けて数えます。

行動:「クリックは[具体的に記録される出来事]を意味する。成果は[申込み、条件を満たす問い合わせ、購入完了、その他の定義した行動]を意味する」。取消し、返金、テスト操作、重複記録をどう扱うかも決めます。

結び付け方と時間:「記録は[使用が認められた識別子]で結び付ける。クリックは[期間]、成果は[期間]に観測する。順序は[利用できる記録時刻]で確認できる」。結び付けられない場合や時刻がない場合は、そのまま示します。推測した顧客の経路で穴を埋めません。

報告:「クリックのみ、成果のみ、両方、どちらもなしの4通りと、対象全体を示す。特定の集団内の割合には必ず分母を明記する」。欠けている記録や結び付けられない記録は、報告上の別の課題として見えるようにします。黙って「どちらもなし」に含めません。

利用範囲:「この報告は[観測された関係]を説明する。[キャンペーンが成果を増やした]と主張するには、[適切な比較設計]が必要になる」。重なりの表だけでは、その因果関係を確かめる比較にはなりません。

4通りをすべて見えるようにする

同じ大きさの4つのトレーに、封筒とポインターおよびチェック印付きの成果トークンの両方、封筒だけ、成果トークンだけ、何もない状態が並ぶ。別の小さなトレーには、照合できていない記録カードが2枚ある。
  1. 同じ記録を定義する

    対象となる単位、行動、照合ルール、期間を明示します。

  2. すべての組み合わせを残す

    両方、それぞれのみ、どちらもなしを示し、照合できない記録は別に識別します。

  3. 分母を明記する

    全記録、クリックの記録、成果の記録のどれを出発点にした割合か示します。

報告を設計するための概念図です。出来事の順序や研究の比率を表すものではありません。実際の報告システムでは、照合できない記録を別途どう扱うか決める必要があります。

計算例:クリエイターがワークショップの申込みを報告する

対象条件を満たす受信者とキャンペーンの組み合わせを1,000件持つ、架空のクリエイターを考えます。定めた期間と、使用が認められた照合手順で、クリックあり80件、申込みあり30件、両方あり18件が得られたとします。説明のために作った数値であり、クラウドファンディングの追加の分析結果ではありません。

全体の表は、両方18件、クリックのみ62件、申込みのみ12件、どちらもなし908件となります。クリック率は80÷1,000で8%、申込率は30÷1,000で3%です。

クリックありの記録では、80件中18件に申込みもあり、22.5%です。申込みありの記録では、30件中18件にクリックもあり、60%です。クリエイターは、この4つの数値が同じものを測っているかのように扱わず、すべて報告できます。

申込みだけの12件については、その経路を示す証拠が得られるまで中立的に記述します。記録時刻からクリックが申込みより前だと確認できても、順序だけでニュースレターが申込みを引き起こしたとは証明できません。表を使って次に調べる問いを決めることはできますが、売上増加の推定値として扱うべきではありません。

記入後の計画は、たとえばこうなります。「このキャンペーンと観測期間について、申込みと重なる記録を記述する。4つの分類をすべて残し、両方向の割合の分母を示す。照合できない記録は別に報告する」。分母を誰も説明できないコンバージョン率より、次の仕事につなげやすい報告になります。

Influence IQはどのように重なりを計算した?

元の研究者が公開した第1版の最終Stataデータセットを、全件使用しました。両方の結果を組み合わせて計算する前に、ファイルの同一性、必要な7つの数値フィールド、重複のない受信者・ニュースレターの組み合わせ55,357件、受信者コード7,864個、ニュースレターコード10個を確認しました。2つの結果の値は欠けておらず、厳密に0か100で記録されていることを条件としました。[2]

3つの実験群の件数を確認し、論文に掲載されたクリックと投資それぞれの割合を、丸め後の数値まで再現しました。記録の削除、欠損値の補完、重複の除去は行っていません。そのうえで、全体とニュースレターごとに4通りすべてを数え、事前に固定した受信者単位の等しい重みでも同じ量を計算しました。

独立に作成した2つのプログラムで、件数と厳密な分数が一致しました。ダウンロード用パッケージには独自の計算コード、方法、すべての集計表が入っています。生の記録や受信者識別子は含めていません。元データは研究者の公開元から別途取得し、出典を保持してください。

公開ファイル全件の集計なので、標本抽出に基づく信頼区間は付けていません。件数はこれらの記録について正確ですが、より広い母集団での精度を保証するものではありません。一般化するなら受信者やプロジェクトの共通性を考慮する必要がありますが、本研究はその一般化を目的としていません。

実務に役立つのは、記録上の重なりを漏れなく示し、次の測定の問いを明確にすることです。今回の分析は元の実験を補うもので、置き換えるものではありません。キャンペーンの判断では、成果、対象、照合ルール、期間を定義してから、報告されたコンバージョン率の意味を考えてください。

CSVはこのページと同じ言語です。パッケージには独自のコード、英語の方法説明、集計結果が含まれます。生の記録と受信者識別子は含みません。データは元の研究者の公開元から別途取得してください。

出典・注記

  1. Hornuf, Lars、Christoph Siemroth(2023), A field experiment on attracting crowdfunders, Economics Letters 222, 110928。第2~3節で10通のニュースレター、観測単位、結果の記録値を定義しています。表1~2には、対象件数とそれぞれの割合を確認するための公表値があります。元の研究は伝え方の効果を検証しています。Influence IQの新しい分析は、同じ記録にある結果の組み合わせを記述します。
  2. HornufとSiemrothによるデータ公開第1版、2023年4月17日、DOI10.17632/9prftpkdfc.1、CC BY4.0。分析で使用するのはSubscriberNumber、NewsletterNumber、treatmentcontrol、treatmenteco、treatmentreturn、ClickPercent、InvestmentPercentです。識別につながる値ラベルやその他のフィールドは使いません。確認した資料からは、対応する観測期間、出来事の順序、取消しの扱いは確定できません。
  3. 元のニュースレターk通に登場する受信者の場合、補足分析では各記録に1/kの重みを付けます。主分析は各記録の重みを1とします。どちらも公開標本の全件を使用します。受信者コードでまとめることはできますが、それぞれが重複のない実在の個人であると独立に保証するものではありません。分数は表示の丸め前に厳密に計算します。10個のニュースレターコードは元の順序を保ち、時系列は割り当てていません。

本記事は英語の原文から翻訳しています。すべての言語版で、同じドイツの過去のクラウドファンディング記録を扱っています。国別や業種別に測った基準値ではありません。

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